愛隣幼稚園

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『2015年度5月 ☆愛隣だより巻頭言☆』

新緑のまぶしい5月を迎えます。入園・進級から3週間が過ぎ、子どもたちの登園の様子は様々ですが、帰りにはみんな満足そうな笑顔で帰っていきます。子どもたちにとって幼稚園が確実に自分の場所になってきていることを嬉しく思います。
5月の主題は「おもしろい」です。おもしろかった事柄を「今日ね・・・」と上手に思い起こして報告できる子どもは少ないでしょうが、子どもたちはたくさんの「おもしろい」に出会っています。笑い合うおもしろさだけでなく、きゅっと集中して取り組むことや、悔しさを伴うような中で感じるおもしろさなど様々です。子どもたちの好きな遊びの一つに空き箱や廃材を使った“箱製作”があります。出来上がりをイメージし、箱を選ぶことから始め、色々な加工を施して自分だけの作品が出来上がるからおもしろいのでしょう。思い描いた形にならず苦戦することもあります。また、コツコツと縄跳びや鉄棒に挑戦することを楽しむ子どももいます。サッカーや鬼ごっこで遊べば、勝ったり負けたり、色々な感情を味わいます。うまく行くときばかりではありません。でもおもしろいのです。それは、一緒に共感する仲間がいるからです。創った作品の工夫を認め合い、出来るようになった喜びを自分のことのように喜ぶ友だちがいて、口惜しい思いも共有し、またやろうねと思いがつながっていくからおもしろさも深まるのです。園生活の中で子どもたちは一人では味わえないおもしろさに出会い、そのおもしろさを自分の中にしっかり蓄えていきます。幼児期は遊びが全てです。遊びの中にたくさんの学びがあるのです。豊かな環境を準備し、遊びを通して育ち合う子どもたちの姿をゆっくり見守りたいと思います。     (川畑)