愛隣幼稚園

お問い合わせ

『2015年度6月 ☆愛隣だより巻頭言☆』

木々の緑が深みを増す6月を迎えました。1学期も中間地点となりました。
4月の入園・始園依頼、子どもたちはそれぞれ幼稚園で自分の居場所を見つけ出し、動き始め、関わりの世界に広がりを見せています。6月の保育主題は前月に引き続き「おもしろい」です。
子どもは「おもしろい」ことを発見する天才です。子どもの「おもしろい」は大人の可笑しいとも興味があるとも違います。子どもの「おもしろい」は心が動き、わくわくした思いをもって向き合うことです。
『くまのプーさん』の作者、アレクサンダー・ミルンの詩に「6つになった」があります。ご存知の方もあるでしょう。
《1つのとき、ぼくは何もかもが初めてだった。2つのとき、ぼくはまるっきり新米だった。3つのとき、ぼくはやっとぼくになった。4つのとき、ぼくは大きくなりたかった。5つのとき、ぼくは何から何までおもしろかった。6つのとき、ぼくはありったけおりこうです。だからいつまでも6つでいたいと、ぼくは思います。》
幼稚園は3歳になり、やっと自分になった子が、大きくなりたいと思いを持ちながら、何から何までおもしろい経験をし、いつまでも6歳でいたいと思う子どもの集う場です。
子どもにとって「おもしろい」はいつまでもそのままでいたいと思う心でもあります。「おもしろい」と思い、心をときめかせて何かに集中すれば、時を忘れてしまいます。大人はとかく先を見込んだ結果や効率を求めがちです。進歩や発展に価値を置きがちです。
しかし、子どもはいつまでもそのままでいたいと思う世界にこそ、「おもしろい」発見をし、心を成長させるものであることを憶え、温かく見守っていきたいと思います。

(園長)