愛隣幼稚園

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愛隣だより☆8月巻頭言☆

梅雨明けを待たずに幼稚園の一学期が終了します。入園・進級当初、お母さんと離れるのが不安で、たくさんの涙を流した子どももいるでしょう。新しい先生や友だちとの距離がつかめず、幼稚園への足取りが重たい日もあったでしょう。でもそんな時を自分の力で乗り越え、大好きな遊びやお友だちを見つけ、今ではみんな生き生きとした表情で遊んでいます。一人ひとりが大きな成長を与えられた一学期であったことを心から感謝します。

さて、8月の主題は「平和への願い」です。平和というと、戦いのない世界などを思いますが、もっと近いところから平和について感じてみましょう。今月の願いには「いろいろな人・事柄と出会い、心を通わせる」とあります。心を通わせるにはお互いがしっかりと向き合わねばなりません。今、子どもたちに出会っている私たちがしっかり向き合うことが、平和を祈る子どもを育てるのです。しっかり向き合うには、根気強く関わることや、関わり続けることが求められます。つまり、愛をもって関わるということです。人生の基盤となる幼児期にしっかり愛された子どもは愛することを覚えます。愛が何であるのかを言葉で表現できなくても、感覚として覚えるのです。先日出席した講演会で、“平和を作るには何をすればいいか?”と投げかけた講師の答えは“簡単です。隣の人を愛すればいい。”でした。“簡単です。”と言われた言葉に自問自答しドキッとしたものです。けれども、同じことを子どもに問いかければ、きっと子どもたちは“簡単にできるよ。”と言うでしょう。いろいろな問題にぶつかる中で難しさを感じるときもくるでしょうが、今、”隣りの人を愛せるよ、仲良くできるよ”と、子どもたちは心から思っています。子どもたちが自分は愛されていると覚えられるように、また、子どもたちが生きる世界が平和であるようにと願い、子どもたちとしっかりと向き合っていきましょう。暑さに負けず楽しい夏休みを過ごし、子どもたちが元気に幼稚園に戻ってくるのを待っています。
(川畑)