愛隣幼稚園

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愛隣だより☆9月巻頭言☆

しばらく会わない間に背が伸び、たくましく日焼けした子どもたちが夏休みの思い出を携え、元気に幼稚園に戻ってきました。子どもたちがそれぞれのご家庭で豊かな時を過ごせたことを思い、感謝します。
9月の主題は「きもちがいい」です。厳しかった暑さから少しずつ解放されて、高い空の色や吹く風など自然界にも心地よさが感じられる頃です。「きもちがいい」と感じることには、五感を通して感じる心地よさや、何かをやり遂げた爽快感など様々です。比べるものではありませんが、これまで味わった気持ちよかったことを尋ねられたら、きっと後者の心に残る経験を上げることのほうが多いのではないでしょうか。深く残る気持ちよさには、そこまでたどり着いた道のりがあるからでしょう。子どもたちも同じです。爽快感や達成感などというには小さな経験かもしれませんが、友だちとわくわくする心で遊んだり、興味のあることを見つけたり、困ったことを一緒に解決したりする中で一瞬一瞬に喜びを味わいます。子どもたちは未知の世界の扉を自分たちの遊びの中で開いていきます。試行錯誤するから、一つ一つの遊びが「きもちがいい」経験になるのです。結果にたどり着かなくてもどんな過程を通ったのかが大切なのです。楽しかった思いを分かち合うことや、不快なことも一緒に考え乗り越える経験などを通して、子どもたちの探求心や次への意欲が湧き起こります。来月には運動会を迎えます。幼稚園の運動会は決して頑張らせるものではありません。一人一人がやってみたいという思いを大切にしながら取り組む遊びの延長です。けれども子どもたちは友だちの姿の中に一緒に喜びを見出し、自分もやりたい、できるかも、と自分の可能性を探り、自分の目標を見つけていきます。子どもたちがそれぞれの「きもちがいい」にたどりつけるよう応援したいと思います。二学期も神さまのお守りを祈りつつ、子どもたちの成長を保護者の皆様といっしょに見守りたいと願っています。        (川畑)