愛隣幼稚園

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愛隣だより☆6月巻頭言☆

鹿児島から引っ越してきた私にとって、大分市内は都会です。連休中に教会牧師館庭の草取りをした時のこと。周辺はアスファルトやコンクリートが多いためか、土からミミズやダンゴムシが沢山出てくることに驚きました。西畑前園長の土作りと手入れが良かったのでしょう。大きな赤い薔薇が美しく咲いていました。幼稚園の子どもたちも自由に外あそびを楽しんでいますが、園庭隅の水辺に生息する蛙を探し求めて、スコップで草を払い分けて立ち入る何人かの姿が見られます。そして見つけた時に「これは○○蛙、今日は△△蛙はいなかった」と教えてくれます。愛隣幼稚園は自然環境に恵まれていると思わされます。かつて主任の友人が来園した時、「森の幼稚園みたいね」と言ったそうです。一体何種類の草木があるでしょうか?

「関心」(月主題)のある方は調べてみてください。先日、一人の園児が「園長先生、これ切符ね」と落ち葉を私に手渡し、あそびに誘ってくれました。子どもにとってはそれ自体が宝物であり、あそびも展開されていきます。シンボルツリーのホルトの木をはじめ、ぶどう、いちじく、みかん、グミ、びわ、栗・・・。剪定だけでも大がかりで費用がかかりますし、掃除にも手間がかかり、大人にとっては迷惑なものに思えるかもしれません。しかし、見た目に立派な遊具があるよりも、最もすばらしいものが愛隣にはあるのです。豊かな自然環境に集まる虫や鳥など、生き物との出会い。この環境で育った子どもは、いのちを大切にする人になることでしょう。そして神さまがおつくりになった「見よ、それは極めて良かった」(創世記1章31節)世界を、大切に守っていく責任感ある人に育ってほしいと願います。草木や小さな生き物に対する子どもたちの関心の眼差しは、私たち大人をはるかにしのぐ真剣さに満ちています。どの木がどんな葉をつけるか、園庭のどこにどんな虫が隠れているか、身近な存在を通して、子どもたちの関心は広がっていくことでしょう。(園長)