愛隣幼稚園

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愛隣だより☆4月巻頭言☆

ご入園、ご進級おめでとうございます。新年度最初の月主題は「出会う」と定められています。幼稚園は子どもがはじめて出会う学校です。3歳頃になると、子どもは周囲への興味、関心、人とのつながりが急速に広がり、親への全面的な依存状態から自立に向かいはじめます。このような発達を踏まえ、初めての集団生活の中で、一人ひとりのよさや可能性を伸ばしていくところが幼稚園です。けれども、発達段階も性格も人それぞれ異なります。この時期は新入園児はもちろん、進級児でさえ新しい出会いに緊張し、期待と不安が入り交じります。それは保育者も保護者も同じではないでしょうか。園に行きたくなくて泣くことや、普段に増して甘える姿も見られるかもしれません。

そんな私たちに月主題聖句として「あなたがたに平和があるように」(古い訳は「安かれ」)というイエス・キリストの言葉が選ばれています。不安と恐れを抱き、戸に鍵をかけて閉じこもっていた弟子たちに3度繰り返して語られたこの言葉は、「シャローム」というユダヤ人が普通に使う挨拶です。最近、子どもが犯罪に巻き込まれないように、同じマンションの住民が子どもに出会っても挨拶しないように決めたという話を聞きました。寂しいことです。イエスの弟子たちがそうであったように、あたたかな挨拶・声かけは人の心を開き、交わりを生みます。愛に満ちた言葉は人を生かす原動力になることでしょう。子どもたちが私たち大人からあたたかい言葉を十分にかけられ、日々の保育での祈りを通して神様の愛に出会い、安心して元気に園生活が出来るよう寄り添っていきたいものです。126名の子どもも保護者も保育者も「愛されて育つ」(年主題)、そんな一年の歩みを共にしていきたいと思います。(園長)