愛隣幼稚園

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愛隣だより☆7月巻頭言☆

前園長は梅干し作りの名人だったとか。私の兄は梅酒作りの名人で、私はおこぼれに預かる名人です。先日、出張で一緒になった時、「○○年芋焼酎」と「○△年ブランデー」と書かれた2種類の梅酒をもらって帰りました。その年の思い出に浸りながら、ロックや炭酸割りを試すと美味しいこと。園庭にも梅の木があり、どうやら職員が密かに梅ジュースを仕込んでいる様子?

「塩梅」(あんばい)という言葉があります。「いい塩梅ですね」と料理に関してよく使われます。「塩梅」は味付けの基本のことです。塩はわかりますが、なぜ梅が味付けの基本なのかというと、元々は梅を塩漬けして梅干しを作るときにあがってくる液体、梅酢のことで、これが調味料代わりに使用されるようになり、広く味付けを表す言い方となったそうです。さらに転じて料理以外の意味で「調子」とか「具合」をも表す言葉になったとのこと。今年のバザーは、うめ~塩梅に晴れて欲しいものです。

月主題は「気持ちよく」です。子どもたちには夏ならではの気持ちよい体験を沢山してほしいものです。ところで最近の政治は気持ちが悪くて仕方ありませんね。森友学園問題を端に発し、加計学園問題に至っては「総理のご意向」があったのではとの追求に、政府は「怪文書」「印象操作」との言葉を繰り返し、認めない、調べない、謝らない姿勢を貫きました。情報を漏らした職員を処分する脅しともとれる発言まで飛び出す始末です。学校法人に対して証拠書類を一定期間保管することを義務付けている役所自体が、なぜ頑なに調査を拒んだり「ない」と言い張るのか、疑念を持たれても仕方ありません。教育行政のトップ、文科大臣がそういう姿勢ですから、この国の子育てを憂います。調べることが学習ですし、それ以前に悪いことをしたら認めて謝ることが人としての基本なのですから。

梅干しは腐敗や食あたりを防ぎ、血液をサラサラにするなど体に良い効果をもたらします。愛隣の子どもたちには、この歪んだ社会の中で、そのような役割を果たす人に育ってほしいものです。(園長)