愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2月巻頭言☆

一年で最も寒い季節にも関わらず、寒さをものともせず外へ駆け出していく園児たち。縄跳びを手に、友だちと一緒に「先生見てて。数えててね」と〝跳戦〟しあう姿に励まされます。

我が子が通っているU中学校の行事に参加した時、掲示板の言葉に目がとまりました。心に響く言葉でしたので紹介します。【全校の合い言葉(基盤)『生徒と先生の協働』「共汗」→「共感」→「響育・共育」】 共に汗をかき、共に感じ、共に育つ。そんな協同的活動の場は幼稚園も同じです。もちろん幼児期の子どもにとって家庭が一番大切であり、特に親子関係が子どもの育ちの基盤となることは言うまでもありません。しかし、同時に子どもは「育ちあう」(月主題)存在でもあります。縄跳びも競って跳ぶ回数を増やす努力をします。大人の目には見えにくいかもしれませんが、同年齢・異年齢の子ども同士が出会い、何かを共に行い、共にあることで子どもは育っていくものなのです。

あそびもそうです。大人から教えられたあそびではなく、子どもたちは自らあそびを見つけ、あそびを作り出します。一人ではなく、仲間と共に工夫し、熱中してあそぶ楽しい経験は幼児期に最も大切なことです。時には低年齢の子に配慮し、ルールを変更することもあるでしょう。あるいは、あそびの興味や関心の違いから、新しい仲間を求めたり、それまでの関係を再構築する必要性に迫られることもあるでしょう。子ども同士で育ちあうことは、人間関係の中で生きる術を身に着けることにつながります。他者と共に生きることは難しいことですが、幼稚園で出会い、共に過ごし、体験する一つひとつのことを通して、子どもたち自身の中に社会性が育まれていることを私たち大人は見守りたいものです。子どもも、保育者も、保護者も育ちあう、その喜びに満ち溢れるところが幼稚園なのだと思います。(園長)