愛隣幼稚園

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愛隣幼稚園は1909年、アメリカ南メソジスト教会婦人宣教師ミス・ウォースによって創立された、大分で最初の私立幼稚園です。以来、1930年代まで来日した婦人宣教師が園長を務め、熱心な祈りと献身的な奉仕によって幼児教育が行われました。 当初は荷揚町(現在の大分市役所敷地内)に園舎があり、その正面には大友宗麟のキリシタン時代にポルトガルから持ってこられたと伝えられる「ホルトの大木」が茂り、町の人々から親しまれていました。

1974年、設置者を宗教法人日本キリスト教団大分教会から学校法人大分愛隣学園に変更するとともに、現在の南大分の地に移転しました。人々に親しまれた「ホルトの大木」も大分市から寄贈され、現在、園の入り口に植えられ大きく葉を茂らせています。

子どもと共に歩んで一世紀、親子四世代が「愛隣の園児」というご家庭もおられます。大分の皆様に長く愛されてきた伝統を生かしつつ、今日の子どもの置かれた社会状況や課題に向き合いながら幼児教育の内実を深め、21世紀を生きる子どもたちを育む働きに今後も努めて生きたいと思います。

保護者会活動

幼稚園と保護者が一体となって愛情をもって子どもを見つめるまなざしが幼児教育には大切です。保護者会では教育講習会や自由な参加プログラムとしてのサークル活動が行われています。教育に対する多様な価値観や情報が氾濫する中で、子育てに人知れず悩みを持っておられる保護者の方々にとって、自然と悩みを分かち合い励まし合う場ともなっています。

ゆかり会

卒園してからも愛隣幼稚園とつながっていたいとの保護者の願いによって、卒園者のための「ゆかり会」が作られています。小学1年生から大学生までが一緒に集う幼稚園での夏のキャンプ、クリスマス集会、会報発行などが行われています。