愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2023年7月巻頭言☆

梅雨明けも間近、雨に濡れた草花も水遊びを楽しむ子どもたちも、明るい太陽の光を浴びて輝いて見えます。先日、園舎の2年点検が建築事務所と施工者により行われました。保育室を中心に建物全体をチェックしたあと、「すごく綺麗に使っていただき、びっくりしました」とのお褒めの言葉をいただきました。嬉しくて「建ててくださった方が良かったからですよ」と言葉を返しましたが、その時、完成直後に行った感謝礼拝の中で園児と保護者会役員を前に「汚しても構いません。幼稚園は子どもたちのものですから。しかし大事に使ってください」と述べたことを思い出しました。コロナのために職員が除菌・清掃作業に努めてきたこともありますが、子どもたちの過ごし方によるところが大です。

保護者の有志が環境美化に協力してくださっていることも感謝です。ひと月ほど前、ガーデニングサークルの活動が行われました。芝桜の鉢を処分すると聞き、もったいないと思い、シンボルツリーであるホルトの木の横にある定礎板を芝桜で囲って飾ってほしいと、植え替えをお願いしました。芝桜は縦横に広がっていくため、少し間隔を開けて植えるとのことでした。一緒に作業する中で、息子が所属するラグビー部の今年のチームスローガンが「BE THE CHAIN」であることが頭に浮かびました。つながって一つになることで強くなります。年主題が「ともにつむぎだす」であることを4月の園だよりに書きましたが、それに通じるものがあるように思います。一学期も終わりに近づき、新しいクラス、保育者、友だちにすっかり慣れてきた子どもたち。月主題は「心ひらかれて」です。お花が綺麗に咲き、整えられた保育環境に笑顔で迎え入れられる。その安心が、子どもたちの心をひらき、園生活をますます楽しむことにつながることでしょう。(園長)