愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2026年7月巻頭言☆

今年の梅雨は長雨が続き水温も上がらないため、プール遊びが出来ない日が続いています。それでも雨が降っていない時には子どもたちが嬉しそうに外に飛び出してきて、蝶蝶を捕まえようと帽子を振りかざしながら追いかけている姿が見られ、命の躍動を感じます。園庭に生息するテントウムシを見つけたり、あるクラスでは捕まえたカタツムリをケースに入れて観察するなど、子どもたちは与えられた環境の中で、それぞれ「おもしろい」(月主題)経験をしながら過ごしていることを思います。

今月の聖句はイエス・キリストが語られた言葉、「探しなさい。そうすれば、見つかる。」です。探究心という言葉があります。人間が成長していく過程で必要なことは、好奇心や探究心だと思います。好奇心は新しいことに興味を持つことですが、探究心は興味あることをより深く知るために掘り下げていこうとすることを言います。子どもと会話をしていると、「なぜ」「どうして」と、難しい質問を浴びせられることがあります。そういう時、みなさんはどうでしょうか。「知らない。自分で考えなさい」と、突き放すように即答してはいないでしょうか。そういう時はむしろ「なぜだろうね~」「どうしてかな~」と、ずるいようですが、子どもの質問に合わせてそのまま返すやり方が良いようです。これはカウンセリングの基本、受容、傾聴、共感に通じます。答えがすぐに与えられることが重要ではありません。子どもは「話を聴いてもらえた」「受け止めてもらえた」と感じることで、自分で考え、発見するために試行錯誤することを「おもしろい」と感じるようになるのです。勿論、大人も質問に答えられる力を養っておくことや、子どもが自ら発見するための材料を提供する必要はありますが、何より共感してくれる人がそばにいることが、成長を促す助けとなるのではないでしょうか。 (園長)