愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2月巻頭言☆

暖冬とはいえ寒い季節を過ごしています。短い三学期の中盤を迎えようとしています。
二月の主題は先月に引き続いて「いっしょに」です。家庭を離れて過ごす最初の社会である幼稚園において、子どもたちの大きな出会いは友だちとの出会いです。私は東北の福島県で育ちましたので、九州に住んでいて幼友達に会う機会は稀です。そのような中で数年に一度、東京に出張した際に再会する友人が複数います。その一人は幼稚園からの友人です。彼と語り、飲み交わす時に、どのような失敗や欠点を言われても、それを聞き止めることができる飾らない素直な自分でいることに気付きます。彼と幼稚園時代に何をしたかは記憶にありませんが、自分の幼い時のことを知っている、あるがままを受け入れ合う喜びと安らぎがそのようにさせるのでしょうか。幼児期の友だちは自分と他者の違いを区別できないところから、徐々に他者は自分と違うことを考え、感じていることに気付くことに始まります。そのような時期だからこそ、好きな友だちがしていることを自分もしてみようと思い、自分の好きなことに気付き、できることを増やしていくのも友だち関係で生まれます。一人でできないことも二人ですればできる達成感も味わうことができます。また、人間の能力の差や社会階層の違いを気にすることなく、相手を必要とし共にいることを喜ぶ社会的信頼の基礎もこの時期に養われるものです。三学期は年度のまとめの時です。子どもたち一人一人に与えられた成長は、子どもの瞳に映っているいっしょに過ごした友だちとの関わりを通して与えられたことを憶えたいと思います。                        (園長)