愛隣幼稚園

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愛隣だより☆3月巻頭言☆

年度の最後の月、3月を迎えました。3月の主題は「おおきくなった」です。先日の参観日には子どもたちの「おおきくなった」成長の姿を見届けて頂いたと思います。それぞれ違うペースで、違う中身と姿をもって、しかし、確かに一人一人に与えられた成長の姿でした。聖書に「成長させてくださったのは神です」との言葉があります。これは私たちに信頼することを求める言葉です。成長させてくださる神を信頼し、成長する子どもを信頼するのです。願いや理想が先走り、それをもって目に見える形で評価しがちです。理想は人を批判めいた傲慢なものにします。甘やかしておだてるのでもなく、無責任に大丈夫と言うのでもなく、信頼をもって見守る温かい眼差しが子どもが育つ環境には必要です。教育は競争ではありません。誰かに勝つこと、誰かに優ることが教育の目的ではありません。その子の中にあるものを引出し、伸ばしてあげることが教育です。そのためにはその子のありのままの姿を、その子自身と成長させて下さる神への信頼をもって受け止めることが大切です。ありのままの自分を受け止められ愛された子どもは、ありのままの自分の中にあるものを芽生えさせます。理想を押しつけられた子どもは理想にそぐわない自分を押し殺して生きなければなりません。自分の弱さや欠点に目をつぶって生きるようになります。しかし、ありのままの自分を受け止められた子どもは、自分の弱さや欠点に気づき、それを調整しようとしたり、より良きものにしようとします。そこに成長が生まれます。子どもたちはありのままの自分を愛されることを求めています。そのことを私自身に気付かせてくれた子どもたち一人一人の成長でした。一年間のご協力に感謝をもって。

(園長)