愛隣幼稚園

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愛隣だより☆8月巻頭言☆

梅雨の長雨が続いていますが、間もなく一学期を終えようとする子どもたちの笑顔は晴れやかです。お母さんと離れたくなくて、泣きながらバスに乗っていた年少さんが自分の足でバスに乗るようになりました。制服のボタンも自分で留められるようになりました。新しいお友だちにドキドキしながら言葉を交わした年中さんは、自然と手をつないで外へ駆け出していきます。お名前を遠くから呼び合って遊べるようになりました。「幼稚園でいちばんお兄さん、お姉さん」との自覚から頑張りすぎていた年長さんも肩の力が抜け、自然にその役割を担えるようになりました。何といってもバザーではお友だちと協力して作り上げたお店で、お客さんとのやり取りを楽しみながら大きな達成感を味わうことができました。一人ひとりの成長に目をとめる時、数えきれないほどの姿が浮かんできます。ほんの数カ月に見せてくれた子どもたちの成長を心から嬉しく思います。夏休みの帰省先でもきっと成長を喜ぶたくさんの声が聞かれることでしょうね。

いよいよ長い夏休みを迎えますが、今月の主題は「ゆったりと」です。これまでの子育ての中で、いつまでも思い出せる子どもの笑顔がきっとどのご家庭にもあると思います。それは、何気ない毎日の一コマではなかったでしょうか?どこかへ出かけた時のよそ行きの笑顔ではなく、ずっと残る姿として保護者様の目に焼き付けられるような一コマはきっと、ゆったりとした気持ちの中で子どもと向き合っているときに出会えるのだと思います。いつもは居ない子どもたちがいることで、お母さま方にはいつも以上に暑い毎日になるかもしれません。暑さに負けず親子でゆったりとした夏休みを過ごし、子どもたちが満たされて元気に幼稚園に戻ってくるのを待っています。       (川畑)