愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2024年11月☆

11月を迎え、2学期も後半に入りました。子どもたちはこの季節、お芋掘りや落ち葉拾いなどをしながら、目で見て、触れて、におって・・・五感で秋を感じて楽しんでいます。

今月の主題は「深まる」です。2学期に入り、子どもたち同士の関わりはずいぶん豊かになってきました。運動会や遠足など大きな行事を通して一人一人が自分の課題を達成して自信をつけたことや、共通の楽しみを分かち合ったことなどからでしょう。子どもたちの関わりや遊びが深まるには、何かを共有するという経験が大切なようです。例えば「どうしてこれ?」と思うようなものを宝物にしている子どもがいます。それは、大好きな友だちが手渡してくれたり、手渡したい誰かの顔が浮かんだりすること、あるいは見つけた時の友だちとの会話などが宝物としての価値を生むのでしょう。子どもたちは物に限らず、毎日の遊びの中で友だちと同じ思いを共有することを繰り返しながら大切な何かを感じていきます。信頼関係などというとちょっと大げさですが、子どもたちは同じ経験や思いを分かち合うことで安心し、信頼して関わるようになります。かけっこには速い子も遅い子もいたでしょう。でも速さに関わらずその時間を全力で取り組んだ仲間として認め合い、取り組んだものでなければ感じられない思いを共有しました。かくれんぼで息をひそめて隠れた緊張感や、砂場に掘ったダムに何度も往復して水運びをする達成感、土の中のお芋を折れないように協力して慎重に掘りあげた喜び・・など、遊びや活動の中でその時々の思いを分かち合って関わりを深めていくのです。友だちの思いに気づき方向性を合わせて遊びを進めることができるようになってきたこの時期、“もっとこうしよう”と新たな目的を見いだし更に遊びを深めていくことでしょう。実りの秋、神さまが造られた自然の恵みや美しさと共に、子どもたち一人ひとりが実っていく姿を見逃すことなくこの季節も過ごしていきたいと願っています。 (川畑)