愛隣幼稚園

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愛隣だより☆2024年11月巻頭言☆

先日のサファリ遠足の日に、遠出ができないにじ組(2歳児)は園バスに乗って近くの公園に出かけました。担任がビニール袋で作ったポシェットを下げて“秋見つけ”のお散歩です。私はサファリに同行したので園に帰ってから、にじ組の子どもたちの収穫物を見に行きました。赤く色づいた葉っぱや帽子をかぶったどんぐりなど小さな手で集めた“秋”がたくさん詰められていました。中には、ひび割れたどんぐりやカサカサに乾いて破れかけのクヌギの葉っぱばかりのポシェットも。担任に、もう少しきれいなものと替えてあげたら?と声をかけると、もちろん公園で秋見つけをする際「この葉っぱきれいだよ」「こっちのどんぐり割れてないよ」と示したそうですが、「これがいい!」と譲らなかったそうです。自分の目で、心で感じた“秋”を集めたのでしょう。ポシェットの中の秋の収穫物は様々でしたが、子どもたちの「ありがとう」が聞こえてくるようでした。

今月のキリスト教保育誌に「現代・・・(中略)は、以前とは比べられぬほど、様々なものの豊かさの中で、かえって心が貧しくなり、感謝が失われているのではないだろうか。心の豊かさとは、人のことを真剣に考えることのできる心と素直に感謝できる心ではないだろうか。「ありがとう」と言える子どもは、素晴らしいのである。」と記されていました。今から50年ほど前に書かれた記事の引用です。50年前より更に便利で豊になった現代にあってはなおさらのことでしょう。毎日、神さまにありがとうと祈りながら、心から感謝できていますか?と我が身に問い直された思いがします。今月の主題は「感謝しつつ」です。2歳児が秋の恵みに「ありがとう」を携えて帰ってきたように、与えられた恵みを数えながら、今ある子どもたちとの毎日に心から感謝しつつ歩みたいと思いを新たにするものです。  (川畑)